転職活動をより効果的に。転職・退局はまだするな!!〜転職・退局で失敗しないための21ヶ条

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転職活動をより効果的に進めるために

NO.20 個人情報について

2005年4月から個人情報保護法が施行され、企業や関係諸機関(もちろん病院を含め)については「個人情報」の取扱いについてかなり神経質になってきています。
当社のような人材紹介会社も皆様の個人情報を直接扱うため、当然のことながらその管理について「プライバシーポリシー」などを作成し、その取扱いには十分な注意をしております。

では「個人情報」というのはいったいなにを言うのでしょうか?

「個人情報」とは
それは言うなれば「個人を特定できる情報」ということになります。具体的には
・住所や電話番号
・写真
・名前
などは個人を特定できるので「個人情報」となります。

では個人を特定できない情報というのはどういったものかと言うと、例えば

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氏名:なし
出身大学:国立大学医学部卒
医師経験:5年未満
性別:男
スキル:消化器内科
勤務希望地:東京都
希望年収:1500万
年齢:28歳

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上記のようなプロフィールの方で個人を特定できるかとなると・・・
出来ないと思います。我々のような人材紹介会社は上記の個人を特定できないようなプロフィールを求人担当者と打ち合わせを行うことで、マッチングの可能性を探ります(求人側も医師なら誰でもいいと言うわけではないので、どんな医師かは初めに知った上で、コンタクトを取ろうとします)。

ただ皆様が求人担当者だった場合上記の条件だけでは何も分からないのが現状です。もし人材紹介会社を使い有効に求人の情報を集めたい場合は
・専門医の有無
・得意な分野
・勤務に対する意気込み
・性格的なもの

など個人を特定できない範囲内で上記のようなポイントを加えていただきますと、人材紹介会社としてもうまくターゲット病院の方にアピールが出来るようになります。

最近は個人情報の流出といった事件も多く、自分の個人情報についてはかなり過敏に反応される方も増えていますが、特定できない範囲においてはまだまだアピールできる点も多くあると思います。
ぜひ転職サイトへの登録や人材紹介会社へ登録する際は、上記の件を参考にしていただければと思います。

NO.21 求人広告の見方

皆様は転職しようと思いたった瞬間から、様々な医療雑誌(医師の求人が載っているもの)やインターネットでご自分にあった求人がないかとお探しになられると思うのですが、求人広告もその会社のフォームや求人側の情報公開度により一律ではありません。また限られた情報の中で自分の希望と合うかどうかを決めるにはある程度のコツが必要となってきたりもします。
今回は転職候補先を探す上で、求人広告の見方ということで下に各項目の見方をまとめましたので、今後の情報収集の際の参考にしていただければと存じます。

求人広告を読む上でのポイント

(1)募集職種について
 常勤医師か非常勤医師かいうのは大前提ですが、特に非常勤の場合は日勤か当直か、日当直かという時間帯の部分や定期かスポットなのかということもチェックすることが必要です。

(2)病医院の特色について
 最近の医師募集広告(特にインターネット)については、求人側の一言といった形でコメントを付けている広告が比較的多くなっております。通常求職者というのは条件のみに目を奪われ、そのようなコメントは飛ばしてしまうことも多いのですが、その文に求人背景が書かれていたりもしますので、チェックが必要です(例えば、最近増床をしました、リニュアルをしましたという理由など)、また同時にその求人のホームページを公開している所も最近は増えておりますので、そこでさらに情報収集されればよりその病院の特色が分かるのではないかと思います。

(3)関連施設について
 最近は病医院も老健施設を作ったり、外来分離をし併設する形でクリニックを開かれたりということで、病院に勤務しても関連施設での勤務をお願いされる場合も多くなっております。そういった施設についてはある程度事前に把握された上で、勤務内容の打ち合わせの時に色々お伺いされたら良いのではないかと思います。

(4)勤務地および連絡先について
 これは特にクリニックグループで多いのですが、採用の連絡先と勤務地が違う場合が結構あります。連絡先がとても近く、通勤しやすいと思っても実際の勤務地は全く別のところだったというケースも多く見られますので、勤務地と連絡先には十分に注意が必要です。

(5)交通機関について
 これは不動産の案内でも同じことなのですが、「●●駅から徒歩5分」と書かれていたら、少なくともその1.2〜3倍くらいの時間を予想された方が良いと思います。また特に遠方の病院を見学する場合も徒歩●分と求人案内に記載があれば、少し面倒でも実際歩かれることをお勧めします。

以上求人広告の見方ということで、5つほどポイントを書かせていただきました。

ここまで「転職・退局」する際のポイントということで21のポイントを書かせていただきました。
ぜひこの小冊子を参考に、皆様の転職が成功することをお祈りしております。
また当社では医師の方々の転職相談を受け付けておりますので、今すぐ転職という先生ではなくてもお気軽にお問合せ下さい。

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